幼少期のおしゃべりが原因で話せなくなった少女の話です。 正直なめてました… 人間誰しも少なからず心に闇の部分を抱えていると思います。 話せなくなった成瀬が特殊という訳ではなく、世の中には人に理解されづらい心の病というものがあり、なぜそんな簡単なことが出来ないのか？と他人が思っても本人にとっては耐えがたい苦しみなのでしょう。 選ばれたメンバーそれぞれが悩みを抱えており、もがいています。 秀逸なのはラストで、冒頭で考えていたラストとはまるで違っていました。 話は複雑でもなくお涙頂戴でしたが観て良かったと言える映画でした。 あと色数は多くありませんが、背景の描写が素晴らしく少しでも良い作品をとの制作サイドの「熱」を感じましたね。 本作の邦画版DVDを手付かずで所持しておりますが、アニメを観た後で同様の感動を得られるかを考えると怖くて観れそうにありません…