すごくいい映画でした！！ 自閉症の少年を描いた作品だけど、愛とイギリスらしいユーモアに溢れた、時間の流れ方が気持ちいい佳作。 ♢♢♢ 【見どころ①】 自閉症の主人公ネイサンを演じるエイサ・バターフィールドの演技が素晴らしい！ 本当に自閉症であるかと思わせる演技で、完全に自閉症の彼の世界に没入させてくれました。 【見どころ②】 夫を亡くし、残された息子に拒否られてる孤独で寂しい母親を演じるシェイプ・オブ・ウォーターのサリー・ホーキンス！ 独特の存在感はとても味わい深くて、完全にファンになりました。 【見どころ③】 多発性硬化症の数学教師マーティン。 ともすると自虐的だけど優しさがたまりません。 イギリス映画はこういうキャラがホントに見事。 ♢♢♢ 他にもケンブリッジの風景や美しい映像、優れた脚本、エディ・マーサンなどなど見どころがたくさんあって、原題「X＋Y」の答えに想いを馳せる余韻が心地よい。