Comment
アポロの息子が主人公のロッキー外伝パート2です。 前作よりは面白かったですね。 脚本は単純ですが、入りやすく特にドラゴの息子のパートが良かったです。 しかし今回もロッキー好きなのに、なぜか熱くなれませんでした。 その原因は… ボクシングシーンの「リアルさの欠如」でした。 まず両者のボクシング技術の圧倒的な差です。 アドニス役のマイケル・B・ジョーダンは世界チャンピオンにもかかわらず格闘技未経験者のような動きで、打ち方も手打ちに感じられます。 一方ドラゴの息子役ヴィクターを演じたフロリアン・ムンテアヌは初戦からK-1でも即通用しそうなボクシング技術を見せます…(^_^;) こりゃ何かやってるなとググったらなんと!68勝している現役のヘビー級ボクサーでした ((((;゚Д゚)))) …なので最終試合も手を抜いて大振りしているのがバレバレです。 野球で言えばメジャーリーガーと俳優、サッカーで言えばリーガーエスパニョーラと俳優のようなものでしょうか。 ボクシング技術を隠す為かお互い小技やディフェンス無しの大振りばかりでそこもマイナスポイント。 そして最終ラウンド付近で顔はメイクで痛そうなのに、何故か2人とも全く疲れてなさそうなのはどうなんでしょう(笑) ちなみにヘビー級の体重は90.72キロでマイケル・Bジョーダンはプロフィールで体重69キロと出ているようです… 前回よりはアドニスのハングリー精神はあったけど、ボクサーとしてはまだまだ足りないかなぁ。 その代わりヴィクターのハングリー精神、成り上がりドラマ、ボクシングシーンは良かったです。 格闘技をあまり見たことのない方に薦めたい映画ですね。
13 likes0 replies