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2021.1.10.002 2021.11.21.092 ネタバレあり ルフィ達の前に、Zと名乗る強敵が現れる。Zは本名をゼファー、もともと海軍の大将で、海兵の育成にも力を入れていたが、あるとき海賊に襲われ部下は全滅、Z自身も右腕を失った。その後その海賊(自称“白ひげの息子”エドワード・ウィーブルかと思われる)が王下七武海に迎えられると知り、ゼファーは海軍に失望し、海軍を脱し“ネオ海軍”を創設する。ネオ海軍の目的は、海賊を生み出す最大の理由“ワンピース”を破壊することにあり、その目的のためには市民の犠牲も厭わない。ルフィは私怨のため、海軍はゼファーを阻止するために、各々がゼファーに立ち向かう。尾田先生監修らしく、本編と矛盾なくストーリーがよく練られてる。ルフィはゼファーを敵と認識しながらも、ゼファーを嫌ってはいない。海軍の海兵達は、立場と任務上はゼファーを討伐しなければならないながらも、育ててもらった恩と敬意は忘れられず、なんとも複雑な思いで闘う。青雉クザンは独自の立場でゼファーと海軍の闘いを見届ける。ゼファーも海軍も、己の信念を掲げて闘う姿に胸を打たれた。 「最期に俺の死に場所をつくってくれたのか」「男が自分の人生に一本筋を通して逝ったんだ。カッコいいじゃねえか」
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