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かつて一世を風靡したマトリックスシリーズの久しぶりの続編。 シリーズものなので仕方がないことですが、前3作品の視聴は必須です。とりわけ本シリーズは難解なセリフ回しや設定が多いので、シリーズ初見では何が何だかわからないと思います。 かく言う私も前3作品を視直してから視聴しました。結果的にとても楽しめましたので大正解ですね。ちょっと同窓会的な部分もありましたし、難解な同シリーズの答え合わせの様な部分もあるので、やはりこれ1本では成立しない映画だと思います。 という訳で、これはマトリックス好きの為の同窓会映画です。当時「完全に完結した」と言い切っていた監督が、性別と価値観を変えて出した答えを、みんなで確かめに行きましょう!  以下ネタバレ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ いやー、当時中学生だった私が30越えてる訳ですから、本当にキャラクター達とも「お久しぶりです。お互い色々ありましたね」って感じで、本当に同窓会感が凄かったです。かつての自分みたいなやつに振り回されるナイオビや、もはや別人になってしまったモーフィアスとスミス。良い老け方をしたトリニティとネオと言うよりジョン・ウィック。メロビンジアンなんか、すっかり落ちぶれてしまって(笑)。でも、シルクでケツを拭く感覚が未だに忘れられないとか(笑) その他の人物にも色々あった様で、マトリックスの管理人もアーキテクトからアナリストなる人物に変わっていました。アナリストがアーキテクトを引き継いだ感じではない様に思いますので、劇中で語られていた機械同士の戦争とは、アーキテクト陣営とアナリスト陣営の戦争だったのかと思います。アナリスト陣営が勝ったためアーキテクト本人やアーキテクトと親交のあったオラクルは消され、サティは何とか逃げ延びネオと協力し、そしてアーキテクトに黙認されていたメロビンジアン等のエグザイルは浮浪者になったと、そういう感じかなと思います。もし、その辺りが今後明かされたら嬉しいです。劇中でも「maybe…5 and 6」と言っていたので、まだまだ続編が出るかもしれませんね。出たら出たで、なんやかんや観に行くと思います。
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