いつも無表情でクールな役が多いチュ・ジュニクが、80年代の激情型熱血刑事を演じてます。連続快楽型殺人犯を追う内に、あるトンネルを通して現代にタイムワープしてしまう。どういうことか同じ警察署に同じ名前で潜りこみ、スマホもパソコンも知らないのに、持ち前の捜査のカンで解決していく。そして30年の時を越えて連続殺人犯を捕まえられるか、愛しい妻、被害者を救い、自分の時代に帰ることが出来るのか。緻密に組み立てられた脚本が視聴者を引っ張って離しません。きちんとパズルのピースが収まる所に収まり、安心できるエンディングでした。ただ、副題の「愛の迷路」はやめて欲しいなあ。