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2021.7.18.047 ネタバレあり 新型コロナ感染拡大防止のためロックダウン中のアメリカ。経済は大打撃をうけ、主人公のパクストンも失業しそうになっている。ロックダウンによる閉塞感、過去の過ち、失業の危機、大企業CEOにまで昇進した妻リンダ(アン・ハサウェイ)に対する劣等感、妻からの離婚話などで、すっかり卑屈になってしまっている。自暴自棄になり、人生を捧げたバイクまで売りに出すという。そんな中、舞い込んだ大企業の商品を運ぶ配送の仕事。けれど偽名をつかうなど、どうにも胡散臭い。しかし、これをきっかけに昇進できるかもしれないということもあり、奮起するパクストン。実はその配送を依頼していたのは、妻の会社だった。互いに驚くが、そこで閃いた完全犯罪。犯罪とは言うものの、その行いは“善”だ!と思い込もうとするあたり、人間くさくて好きだな。 パクストンは、いじけているときより、開き直ってワイルドさを取り戻したときのほうがカッコいいし、リンダも吹っ切れてニコニコしてるときのほうが素敵。 日本も緊急事態宣言やら、蔓延防止措置やらでみんな我慢を強いられているが、やっぱりたまには羽目はずしてスカッとするのは大切なことなんだな、と思った。コロナ禍で大きく社会が変わりつつあるし、コロナ関連の映画はこの時代を象徴するものになるんだろうな アン・ハサウェイやっぱり魅力的。この作品でもキャリアウーマンだったアン・ハサウェイ。“プラダを着た悪魔”→“マイ・インターン”→“ロックダウン”と、続編と考えると面白いかも。と思ったけど、やっぱりやめとく笑
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