Comment
やっぱりもうダメかぁ岩井俊二。 岩井俊二が久々に恋愛作品撮ったから観にいってみれば、がっかりだった。このがっかり具合は今年はもう覆らないだろうなぁ。 ちなみにこれ、どの手紙がラストレターなの? よくわからなかった。 一流の役者を集めたからこそ、かろうじて観れるけど、内容はつまらない。この感情の動きよくわからないってのがよくあった。 素直に疑問なのだが、不倫するわけではないけど、初恋の人とはきゅんきゅんしたいってこと? それが大人の恋愛なのかしら。 『Love Letter』のときめきはどこへやら。狙いすぎの演出で少々興醒めしてしまった。 福山雅治がヤバい人にしか見えない。初恋の相手のことをいつまでも忘れられない中年男。唯一書籍化したのは、別れた女に送ったラブレターの総集編。普段どうやって稼いでいるのやら、もはや自称小説家のストーカー。 この配役は福山雅治じゃないと思う。不細工じゃなくてもいいけど、生き辛いんじゃない? って疑問に思うくらい不器用で、でも、文章書かせるとすごい位のが良いと思う。福山雅治だとイケメンすぎる。 あと、広瀬すずのお母さんもかなりヤバい。生徒会長でマドンナだった女子が、大学に入学後、冴えなくて自分から告白もできないようなストーカー気質のチキン野郎と付き合い、愛想を尽かせて、新しく付き合ったのはDV男。できちゃった婚で、駆け落ちするも男に逃げられ、病気に嫌気が差し、たまに、昔の男のラブレターでニヤニヤしながら最後は自殺。ろくでなしだね。娘に庇われているけど、娘を残して自殺はかなり悪いことしてる。地獄に行くレベル。この女の人生可哀想だとは思うけど、同情の余地がない。自分でふっといて、昔の男が戻ってくるのを期待して、ラブレターを捨てずに持っているってかなり都合いい、端から見たらかなり気持ち悪いのでは? たぶん、戻ってくるとまでは思っていなくても、自分のことを好きでくれている男、つまり、承認欲求を満たすためのアイテムにしていたんだろうけど、ラブレターをふった後も大切に持っているってのがよくわらかない。もしかして、阿藤にレイプされて、身籠ったのか? たぶん、この2人が付き合っていたってのが邪魔だよね。本当は両思いだったけれど、付き合えず美しい思い出のまま忘れられないってなら、わかるんだけどなぁ。 
This comment contains spoilers.
11 likes0 replies