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どっしりとした重いテーマなのに暗すぎず、むしろ若者の反骨心からの熱量を感じることができ、とても見応えがありました。特に、主役のクルトとテオの真っ直ぐで繊細な感じが美しかったです。風貌も中身もイケメン過ぎるクルトに対して、人間味溢れる魅力のテオとのバランスが最高でした。 たった2分間の黙祷が自分の人生を狂わせていき、大きな決断をすることになる。でも、まだ高校生なのに…と思いつつ、若いからこそ行動することができたんだろう…とも思う。彼らの希望が垣間見られたラストは、とても清々しく力強くて心揺さぶられました。 クルトとテオ、それぞれの家族との別れのシーンにぐっときました。最期かもしれないのに自然に振舞わなければいけない切なさ。目だけの演技が素晴らしかったです。
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