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泣けた。これは良い映画でした。 病院でたまたま見掛けた高校時代の友人は、余命宣告されたガン患者で、彼女の願いで当時の仲良しメンバーを集めることに。 みんな紆余曲折あるよね。あんなに仲良しだったのに、意外と会わなかったりするもんだよね。会ってみると、会わなかった期間が嘘のように当時と変わりなく楽しく仲良くできたりするもんだよね。 私も中学時代の友人と年末年始に一度だけ会う。その時は、いつもの自分ではなく、中学時代の私に戻れている。昔の友人に会って、昔の夢とか思い出して、疲れた日常からほんの少し活力を取り戻して、明日も頑張れる。 そんなことを思い出し、友人達に会いたくなった。 この作品は本当に音楽の使い方のセンスが良いと思う。踊ってみたり、ヘッドホンをつけられてみたり、BGMで使ってみたり、テンポよく観れる。最後の最後まで、ダンスがあるが、そのこだわりを感じる。 シナリオもかなり面白いと思う。主人公の家庭の話しもきちんと描いているし、メンバー各々の話しもきちんとある。出会いから別れ、そして、最後の皆が集まるとこの展開はとても自然で、非常に感情移入できた。 でも、私がこの作品に感情移入できた点は、そこだけではない。この作品の一番の魅力は、出てきたメンバーが本当に楽しそうに見えるとこだ。 学生のときは、何をするにも楽しくて、皆がそこにいるだけで楽しい。確かにそういう時代もあった。でも、大人になってからはそうやって心を許せる人ってそう簡単には見つからない。 子どもの頃に同じ時間を共有できた人っていうのは、とても貴重でありがたいことだと思う。 大人になって、ベッドでじゃれあっているが本当に楽しそうで、めちゃくちゃうらやましかった。 本当にキラキラした大人の青春映画でした。
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