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高校生のsunnyを演じる女優陣がホントに素晴らしいですね。現在と過去のパートが相互に描かれていきますが、顔も雰囲気もそっくりなので全く違和感がありませんし、このキャスティングだけで大勝利の映画でしょう。特に若き日のハ・チュナを演じるカン・ソラが最高にカッコイイ。これに惚れない男いるんでしょうか。 末期がんの親友のためにsunnyのメンバーを探すというストーリー、1980年代の反政府運動が激化した時代背景にも関わらず、映画のノリは基本的にコメディタッチ。要所要所で印象的に流れる「Reality」「Time after time」などの音楽、ちょいと過剰でコミカルな演出もいちいち心を捉えて放しませんし、お話の出来はベッタベタなんだけど、なぜか「無二」だと思わせる映画です。 ただ、この輝かしい過去と世知辛い現実との対比があったからこそ、ストーリーに奥行きが出て面白かったのに、それをどうしてあんな形でぶち壊したのかは本当に理解に苦しみます。ここでかなり評価が分かれてしまうと思いますね。
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