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色彩のコーディネートが素晴らしい映画で、秋のコネチカットがとても美しい。 キャシー(ジュリアン・ムーア)は上流階級の専業主婦だったが、夫のフランク(デニス・クエイド)がゲイだと知る。 庭師のレイモンド(デニス・ヘイスバート)は黒人だったが気さくに何でも話せた。 1957年のアメリカはゲイなんてとんでもない、黒人差別は当たり前という時代だった。 リベラルなキャシーだったが、周囲からのイジメはすさまじく、友人も離れていき、結局、自分で生きていかなければならない。 この窮屈な時代が特異な色彩で語られ、主演のジュリアン・ムーアが素晴らしい存在感を示す。
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