
Taul
5 years ago

Goodbye South, Goodbye
Avg 3.4
『憂鬱な楽園』(1996)初鑑賞。ホウ・シャオシェン大特集@シネ・ヌーヴォ。フィルム上映でチェン・ホァイエンとリー・ピンビンの撮影を堪能。その配置、ライティング、緩やかな移動、大胆な車やバイク撮影、サングラスと同色のフィルター... 自分の目がカメラになり映画と一体化していく感覚を味わう。 『憂鬱な楽園』『恋恋風塵』の平渓線ショットのセルフオマージュもあった。数年前に訪ねた十份も舞台で嬉しい。ただ80年代の懐かしいホウ・シャオシェンとは違い行き当たりばったりのチンピラ達をまさに即興的に撮る。成長する台湾に乗り切れず山の中を彷徨い道を外す彼ら。この虚無もまた人生か、泣けてくる。語らず見せる映画芸術の極致。