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すごく期待してたんだけど、驚くほど粗末な出来だった…何あの映画w すべてが中途半端。 まず主人公のゲイカップルのキャラが全く立ってない。 オープ二ングで素敵な出会いからプロポーズに至るまではうまかったけど、その後ずーっとエンディングまで2人の存在がぼやけっぱなし。 隠れゲイの苦悩とか、カミングアウトの壁、役者という夢を2人で追いかけていることとか、拾えそうな要素いっぱい転がってるのに、もったいなかった。 そして、アントニオの父の設定は最高なのに、そこの使い方ももったいない〜‼︎と、ほぞを噛んでしまった… 最高の設定なのに‼︎ イタリアの天空の田舎町という閉塞的な環境、そこで難民を受け入れる寛容な村長という立場。 取るのはプライドか、日頃のポリシーか… てその葛藤の描き方が下手過ぎる。 ヤギがなんて言ってるかなんて、いらないよ〜。 さらに母親。母親は前から息子のセクシャリティに気づいていた、ゲイだってなんだって私の愛する息子だ、てとこまでは良かった。 けど、あそこまで結婚式に執着する理由は…⁈これは賭けなのよ、て言っておいて種明かしなしかーい‼︎と呆れながら、ラストの支離滅裂ウェディングミュージカルシーンを観たw ただ、部分的にはやはり感動する要素はあったけどね。 「愛を信じるから」式を執り行ってくれる司祭の言葉は、トボけながらも単純で真髄をついてくるものだった。 愛し合う2人は正当だ、性別なんて関係ある⁈ 最近ぐるぐる考えてたことを、ストレートに言ってくれて、なんかスッキリした。 けど、コメディとは言えもうちょっとストーリー展開考えようね。て作品。
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