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私が最近見た映画458 「ロビンフッド」 ロビンとマリアンはキツネ、リトル・ジョンはクマ、敵役プリンス・ジョンはライオンである。十字軍遠征に出かけたリチャード王の留守をいいことに、やりたい放題のプリンス・ジョンの圧政に人々は苦しんでいた。シャーウッドの森のロビンとリトル・ジョンは彼らを救うため義賊となって戦いを挑んでいく。 レビューしたつもりでいたら未レビューだったので急遽レンタルしてみた。今作は残念ながら子供の頃持っていなかったので他の作品と比べると鑑賞回数は少なめである。 だけど私の中ではロビンフッドといえばこのキツネが思い浮かぶ。 子供の頃はなーんにも思わなかったけどレビューを意識して鑑賞すると意外とダークな内容なんだなと。 子供の誕生日として母親から渡された金貨やネズミのシスターがなけなしのお金で寄付した教会への金貨も全て税金として持っていくがめついシェリフとプリンスジョン。税金がどんどん値上がりして払えない奴は牢屋行きなんて本当ヤバイでしょ。 一応ハッピーエンドではあるからその印象が強くて忘れてたのかも。 そんなことを思った鑑賞だけどディズニーヲタクとしていつも気になるシーンがある。 それは劇中に登場するあるシーンなのだが、ロビンフッドやマリオン、リトルジョンや動物のみんなが歌い踊るシーンだが「白雪姫」「ジャングルブック」「おしゃれキャット」らのシーン構成が用いられているのである。 ある程度ディズニー作品鑑賞したことある方なら気付くシーンかも。 そういう事実は知らなかったけど理由を調べたらウォルト・ディズニーが亡くなった後、彼のお兄さんであるロイ・O・ディズニーのビジネス手腕によって「おしゃれキャット」は大成功を収めたけど、そのあとロイも同じく亡くなってしまい大きな指針を2人も失い途方に暮れたディズニー社は「おしゃれキャット」の半分程度の予算で今作を作り上げたらしい。 そのため過去作のシーンが多用されてるようだ。サー・ヒスなんて「ジャングルブック」のカーと瓜二つだし。 そういう点を踏まえてみると新たな発見があるのではないか。 それを抜きにしてもロビンフッドはかっこいいし、マリアンは優しくて素敵な方だし1度は見ていただければ。 私的には☆☆☆.5かな。
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