有刺鉄線を挟んだドイツ人少年とユダヤ人少年の物語です。 とてもインフル明けの弱った身体で観る映画ではありませんでした…(^_^;) 主人公ブルーノ役のエイサ・バターフィールドもなかなか良い演技を見せますが、シュムエル役のジャック・スキャンロンが少ない見せ場ながらキラリと光る演技を見せます。 お母さん役のヴェラ・ファーミガも素晴らしい演技で良かったです〜 この映画の素晴らしいところはドイツ側も様々な考え方があり、表に出せないにしても感情が表面に滲み出ている描写が多々あるところです。 うわさの酷いラストは予想していましたが当初の予想よりも更に酷いラストでした… 途中で判明しますが、まさかの「えっ⁈そっち」みたいな… この作品はラストありきで作られたイメージですね。 良い映画ですが「ダンサー・イン・ザ・ダーク」を観るくらいの覚悟が必要です。