Comment
ウディ・アレン監督作品はあまり好きじゃないけど、これはウディ・アレンならではの軽妙洒脱な脚本と雨のニューヨークがとてもマッチした、映画らしいオシャレさが最高に楽しい作品でした。 大学生カップルのギャツビーとアシュレイはギャツビーのホームNYでデートすることになる。 ギャツビーはアシュレイのために完璧なプランを立てるが、アシュレイは大物映画監督ローランド・ポラードへのインタビューがメイン。 当日、ポラードがアシュレイを気に入ったことから予定がどんどん変わり、一人ぼっちのギャツビーは旧友と会ってるうちに元カノの妹チャンと再会する。。。 ギャツビーとアシュレイの会話劇からもう見事。 お互いの噛み合ってない会話が最高だし、斜に構えたギャツビーと、舞い上がるとしゃっくりが出るアシュレイを主役二人が好演。 ずっと続くウィットに富んだセリフと、構成・映像も夢の世界で、ウディ・アレン監督に完全にやられました。 ティモシー・シャラメ、エル・ファニングの二人は完全にハマり役だったし、リーヴ・シュライバー、ジュード・ロウも最高。 昔から憧れだったこの古き良き映画の世界を、はるか年下の20代の主役が演じてることに対して自分の中の世代交代感が凄くて、寂寥感がしみじみ。 (2020.7.23@MOVIX京都) 再鑑賞 すごくテンポのいい編集と、それを和らげる音楽の組み合わせがカンペキ。 そしてティモシーの歌うチェット・ベイカー風"Everything Happens To Me"まで、すべて最高です。 ウディ・アレンのセクハラ問題で全米では公開されてないみたいだけど、作品は素晴らしい。 また観たいけど、映画館じゃないとここまで楽しめない気がする。 (2020.8.23@大津アレックスシネマ) 3回目か4回目 冒頭のジャジーなピアノとティモシャラの語りから一気にハマる。 やはりこれは映画館で癒やしをくれる作品。 何回観ても心地いいです。 あとセレーナ・ゴメスの魅力(のようなもの)にやっと気づきました(笑)。 (2020.10.2@伊勢進富座)
8 likes2 replies