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傑作!繊細な心理描写に加えて、映画全体の穏やかさやコミカルさ、ワクワク感。ここまで完璧なプリンセス・ラブロマンス、不朽の名作と言われるのも納得。 アン(オードリー・ヘップバーン)が、王女としての気品もありつつおてんばなのがとても可愛いらしい。他の登場人物も、ジョー(グレゴリー・ペック)含め、みんなどこか品があって優しく、映画全体が穏やか。 始めは特ダネ目的で近づきながら、次第にアンに心惹かれていくジョーの心理描写、アンの心の動きもそれぞれとても丁寧に描かれていて心地いい。 ドリフかと思えるくらい(笑)、笑えるコミカルな描写も全体に散りばめられていて見やすい。 王女が1日別人としてローマの街で過ごすワクワク感は、性別を問わず誰でも楽しい気分になれると思う。 とても気持ちのいい2時間でした! 午前10時の映画祭にて鑑賞。
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