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【古今東西ホラー・オカルト映画観賞録】 1976年に公開された【悪魔の子】めぐる有名なオカルト映画『オーメン』の、30年後の2006年に製作されたリメイク。 ついでに言うと、6月6日公開で【666】ってことだったらしいが、こじつけ以外のナニモノでもないわ。 ただでさえ悪魔を題材にした映画が氾濫しているなか、こんな強引な語呂合わせに拘ってわざわざリメイクしたのであるならば本当に脳天気な話だが、まあそれ以前にそもそもオリジナル版だけでじゅうぶんと私は思っていたので、もともと観たい映画ではなかった。 ところが、今になって主演がリーヴ・シュレイヴァー、その妻をジュリア・スタイルズが演じていることを知り、今さらながらの初鑑賞。 うん、やはり思ったとおり。 筋立てがほぼ同じなのでなんの新鮮さもなく、面白味を感じることは出来なかった。 しかし! ダミアンの(おそらく悪魔崇拝者である)乳母ベイロック夫人を演じていたのがなんとミア・フォローだった。 『ローズマリーの赤ちゃん』で悪魔の子を孕まされた彼女を今度は悪魔の子を守る側につかせるなんて、ひょっとしてこっちがこのリメイクの真の狙いか? んなわけないか。 【Disney+】
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