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第7弾は、前作でデビューした2代目ボンドがいきなり降板し、シリーズが激しく動揺してます。 急遽コネリーが復帰し、シリアスとコミカルで揺れていた物語も本格的にコメディ路線へと突き進みます。 前作に続いて悪の組織スペクターとそのNo.1(首領)ブロフェルドと対決するんですが…敵がドジだったり何やらお間抜けです。(完全に笑わそうとしてる)彼らはたぶん世界征服の意味を理解してないと思います。すぺくたぁ〜 シリーズ当初は謎めいた存在だったブロフェルドも本作ではトンマなオヤジになってます。 前作でボンドの妻を殺害した宿敵が、なんだか憎めないおっさんになっちゃって良いのでしょうか(とりあえず、やっつけますけど)… しかし、この路線でシリーズは息を吹き返したわけだから方向性は間違ってなかったんですね。 シリーズは次作に3代目ボンド ロジャー・ムーアを迎えて[楽しいスパイ映画]の黄金時代を築くわけであります。
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