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何とも不思議な作品でした。 簡単に書けば“勘違いから麻薬密売組織に殺された息子の復讐をする父親のお話”というリーアム・ニーソンさんには適役に思える作品なのですが、いつもと違うのは少しコメディタッチで描かれている事でしょうか。 しかし、感性の違いのせいか、これが笑えるわけでもなく、シリアスではないので感動させてくれるわけでもなく、アクションシーンも除雪車を使う以外は至って平凡ですし、見所が何処なのかよくわかりませんでした。 ただ、あのラストだけは嫌いではないですが…。 観終わってから知ったのですが、ノルウェーで撮った自分の作品をリメイクしたんですね。 何故セルフリメイクしたんでしょうね? リメイクするのなら、別の監督が担当した方が良かったと思うのですが…。 設定としても、港があれば麻薬の密輸という線も考えられますが、雪に閉ざされたあの小さい町に麻薬の需要がそれほどあるように思えませんよね。 リーアムさん、実の息子さんとの共演にこの作品は勿体無かったような気がします。
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