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新海誠が一貫してテーマにして来たのは【距離感】である。遠くにいても、心はぴったり寄り添っているふたりもいれば、直ぐ側にいても、心が二十億光年離れているカップルもいる。この【距離感】が最新作「君の名は。」でどのように深化しているのか、とても愉しみだ。 山崎まさよしの『One more time,One more chance』は元々、映画「月とキャベツ」(1996)の為に作曲された主題歌だが、映画そのものは残念な出来だった。あれから11年が経過し、この歌は漸く本来在るべき場所を見出した。本作の使い方は完璧である。心が震えた。
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