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『子猫をお願い』初鑑賞@シネマート心斎橋。高校の仲良し5人組少女が社会に出ての群像劇。一見淡々としたエピソードの羅列と何も強いない見守るような監督の視線のミックスがズバ抜けて素晴らしい。等身大の彼女らが映画の中で生きている。ペ・ドゥナのお願いはどうなったのか。今に繋がる作品だった。 『子猫をお願い』そう『はちどり』『82年生まれ、キム・ジヨン』にも託されたもの。同世代の女性達でその間の二十歳の頃。2001年製作で当時の韓国がズバリ映っていて、男性社会、家父長制、格差がより生々しい。各エピが愛おしかったり切なかったりで心に残る映画になりそう。ペ・ドゥナはいつも最強。
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