"Think of an idea to change our world---
and put it into ACTION!"
ケビン・スペイシー扮する社会科の中学校教師シモネットが年度始めに出した課題が最高にクール。
そして『シックス・センス』の名子役ハーレイ・ジョエル・オスメント扮するトレヴァーがこの難題にチャレンジするところがまたカッコいい。
そしてアル中から立ち直り中の、トレヴァーのダメ母親アーリーンを名優ヘレン・ハントが好演。
ヘレン・ハントは『ツイスター』『恋愛小説家』に続く時期の作品でもう最高にキュート。
ケビン・スペイシーも『アメリカン・ビューティー』でオスカーを獲った翌年の作品でやはり上手い。
でも本作はハーレイ・ジョエル・オスメントの演技とセリフが際立ってますね。
クールだけど血の通った強さと熱さにキュンキュンしました。
3人の演技と音楽が素晴らしくて、プロットもよくできてるだけに、後半の失速がもったいないけど、
理想主義者の自分には響くものがいろいろある作品でした。
「世界が変わるところを見たかっただけなんだ」