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【イチャラブ映画】 ど迫力のクリーチャーバトルに、インパクトがありすぎるミドルクレジット。少しだけ見える日本要素にワクワクしながら、映画の大筋はエディとヴェノムのイチャラブで、むずがゆくすらなる笑。 ◆トリビア 〇「マトリックスレザレクション」と撮影現場が近く、たまたま飛んでいたマトリックス側のヘリコプターを撮影し本編に使用した。双方の映画でそのヘリコプターを確認できる。(https://jp.ign.com/matrix-ressurections/55117/news/) ○原作のマーベルコミックでは、カーネイジに対してヴェノムとスパイダーマンが共闘する。(https://www.venom-movie.jp/) ○2023年10月に『ヴェノム3』が製作される噂がある。(https://screenonline.jp/_ct/17499720) ○トム・ハーディは撮影時、イヤフォンを装着して、自分の声で予め収録したヴェノムの声を聴きながら、エディ役とヴェノム役の一人二役をこなした。(https://theriver.jp/venom-ltbc-duggal/) ○主演のトム・ハーディは、本作の共同脚本も手掛けている。(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ) ○新型コロナのロックダウン期間中、イギリスなどで追加撮影が行われた結果、同じシーンにいるはずの役者たちがそれぞれ別の国で演技をしている。(https://theriver.jp/venom-ltbc-duggal/) 〇予告編映像でカーネイジサディがクモを叩き潰しているシーンは、スパイダーマンの示唆。(https://theriver.jp/venom-ltbc-serkis/) ○エディ・ブロックとヴェノム(シンビオート)の名称を文字った「Symbrock」という造語が2人の親密さを表すフレーズとして使われている。(https://realsound.jp/movie/2021/11/post-913855.html) ◆概要 『ヴェノム』(2018年)の続編であり、「ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース」(SSU)の2作目。 【公開】2021年12月3日 【上映時間】97分 【原題】Venom: Let There Be Carnage(訳:大虐殺よ起これ) 【脚本】トム・ハーディ 【監督】 「モーグリ ジャングルの伝説」アンディ・サーキス(『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズにも出演する俳優) 【出演】 『インセプション』トム・ハーディ 『グレイテスト・ショーマン』ミシェル・ウィリアムズ 「スリー・ビルボード」ウッディ・ハレルソン 「007」シリーズ ナオミ・ハリス 『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ スティーヴン・グレアム (日本語版)中村獅童、片岡愛之助、中川翔子 (日本語版主題歌)DISH//「Shout it out」 ◆ストーリー ジャーナリストとして未解決事件の真相を追うエディは、刑務所で死刑囚クレタス・キャサディと再会する。エディに対し異様な興味を示すクレタスは突如として彼の腕に噛み付き、その血液が人間とは異なることに気づく。そして死刑執行の時、クレタスはついにカーネイジへと覚醒する。 ◆ ◆以下ネタバレ ◆ ◆ど迫力 獄中の看守達も囚人達も建物ごと蹴散らしなぎ倒していくクレタスの脱獄シーン。脱獄後もあのどこまでも伸びる触手で車両を次々と投げ飛ばす!カーネイジ無双はまさにど迫力。ヴェノムvsカーネイジのバトルも「ゴジラvsコング」を彷彿とさせるど迫力ものだった(音波を操るシュリークや、意外なところで火を放つダンは、ヴェノムの言う通り“正直邪魔”だったかもしれない笑)。バトルの終結がどちらかの力によるものではなく、寄生するものとの仲違いだったのも、エディとヴェノムのバディ感が軸の本作として納得。 ◆ブロマンス 男性同士のアツすぎる友情をブラザーとロマンスをくっつけてブロマンスと呼ぶらしい。まるでどこぞの夫婦喧嘩のように部屋からものを投げ出すヴェノム(大型テレビまで笑)。独りになり、エディの名をこぼすように呼ぶヴェノム。アンの容易な陽動作戦に気をよくし、子供のように言葉攻めで仲直りをする2人がかわいかった笑。しまいには2人でバカンスに出かける蜜月っぷり。もはや本作はイチャラブのブロマンス映画で、女性ウケにシフトチェンジしているようにすら思えた笑。 ◆ミドルクレジット 前作でスパイダーバースをガッツリ入れてきたポストクレジット。今回はミドルだったが、あの爆発感!SSUとMCUのクロスオーバーが見れるとは。前述の通り、原作ではカーネイジに対してスパイダーマンとヴェノムが共闘しているわけで、今後Wトムが共闘する、クロスオーバー作品が見られるかも⁉︎今後の世界観の壮大さを予見して、ワクワクしかしないシーンだった! ◆日本 仲違いの際にヴェノムがミドルフィンガーで言い放った「サヨナラ」。パーティ会場でヴェノムにかけたれた「それって日本のコスプレ?」。前作「ヴェノム」の日本の興収は約20億円で、全体の970億円の2%にすぎず、マーケティング戦略でもなさげなので、単純にコミック文化界での日本の存在感の表れか。洋画に日本の要素を見ると、少し嬉しくなる。
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