ついこの間完走した所です。戦隊は数多く見ておらず友人の勧めで見ました。※最後にネタバレを含みます。 総評で言うと滅茶苦茶面白かったです。物語も丁寧で、ぶっちゃけて言うと戦隊の巨大戦がそこまで好きではないんですが、ゴバスの巨大戦は毎回飽きないような義務試合で無くその時々に対して毎度のように作戦や戦い方が変わっていたので見ていてとても楽しかったです。ウルトラマンを少々齧っている程度なのですが、作風のテイストが似ているな〜と感じました。 話の批評としては、物語の設定や時折くる余りにもしんどい出来事以外は割と明るくギャグも良くあり「シリアス」だと聞いていたので、思ったよりマシだったかな？とは思いましたがさっき書いた通り時折挟まれるしんどい出来事や根底の設定が覆せないほどシリアスではありました。13年前のクリスマスで親たちの意思を残されずっと戦ってきた彼らの戦いは見応え抜群でした。ただ、一般的な考えとしての特撮作品よりも救いがなく、ご都合主義が中々少ない作品ではあり、この世界でのリアリティを感じました。少しネタバレですが追加戦士の金色の方、仁さんが最後に初期メンバー3人に対して訴えかけるセリフと演技はもう見ていて泣いてしまいました…。 友人に勧められ見た作品でしたが本当に面白かった作品でした。