Comment
あの時代、日本人全てが戦争をしたかった わけでなく、それぞれの立場で、得られる情報を 元に開戦の可否を論じていだんだなぁ。 でも、その声がどこまで届くのかは、 各々の立場であって、首脳陣に届けることが できるのはごく少数であるがために、 情報の隠蔽力に押し戻されて、 悲劇への足踏みが進んだんですね。 今となっては、「戦争も外交手段の一つ」 ってやつも、胸に刺さります。 2.26事件にて、軍部の政治介入に拍車がかかり、 ABC包囲網の中、ハルノート拒絶により 日本は第二次世界大戦(大東亜戦争)へと 突入していく。 国土の差、国力の差、情報収集力の差、 外交能力の差、属国へのリーダーシップ力の差、 今となれば開戦の選択の可能性はどれだけ あったかは計り知れないが、命を的にした 消耗戦はやめてもらいたいモノです。 沖縄決戦では、穏やかな役だった小林桂樹さんも 東條英機総理になるとなかなかアグレッシブ な演技で、演者としての引き出しの多さを 実感しました。 個人的には怪奇大作戦のチーフだった原保美さん スマートで好きですし、沖縄決戦でもはじけてた 藤岡重慶さん、存在感ありすぎ。どてらい奴で 西郷隆彦演じる山下猛蔵を苛め抜いた役が 印象的で悪役専門の役者さんなんですが、 滑舌といい、発声といいいい役者さんなんだな と今更ながら感銘を受けます。 ロシアウクライナ侵攻の中、 今こそ戦争という外交手段としての 使い方を再考する時期なんでしょうね。 未来の我が子たちが、 平和で幸福であります様に! 20220811
3 likes0 replies