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ラップの巨人エミネムの自伝的映画です。 自伝的映画は大概主人公を美化して描くのですが、本作では主人公の最低最悪な環境をストレートに描いています。 だからこそラストのラップシークエンスが輝きを放つのです。 主人公は、自分の最悪な環境を恨んで拗ねて問題行動を繰り返すのですが、ラストの対バンの後、浮かれて羽目を外すのではなく、地に足を付けて自分のいるべき場所へと向かう姿に人間としての成長が見られ、胸が熱くなりました。
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