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めちゃくちゃ良い青春ムービーだった。 アメリカの青春ムービーに列車の路線は欠かせないと改めて感じるね。やっぱりこれがないと始まらない。 炭鉱の町で生まれ育ち、生涯をそこで暮らしていくのを当然とされてきた子どもたちの抵抗。親父さんの気持ちもわかる。息子と仕事するのは嬉しいんだろうなぁ。それもそれでありだとは思うけど、やっぱり、少年の夢は偉大だ。 実現不可能だと誰もが言っていたのにも省みず、ロケットを飛ばすという一見幼い夢のために、ひた向きに走り抜いていった。それはあまり描かれていないが、並大抵の努力ではないはず。さらに、実際の話を基にしているというから、それがさらに説得力を持たせている。この炭鉱の町という環境の中で、彼らが成し遂げたことは、現実的に見てもとんでもないことだ。想いとは本当に大いなる可能性なんだと感じた。 彼らの純粋な想いに影響をうけ、周りの大人が無償で協力していくのは、観ていて清々しい気持ちになった。その純粋な想いと実行力は子どもならではだと思う。それに感化されて、協力しようと大人が力を貸したりするわけで、その人を巻き込んでいくパワーってのはすごい。 今まではそのパワフルさというものになんの疑問も持たなかったが、30歳を過ぎた今だとそのパワフルさが羨ましく思える。自分も歳をとったのだなと実感する一方で、自分ももっとこれから出来ることがあるのではないかと、何か新しいことをやりたいような衝動に駆られる。映画の影響力ってすごいなぁ。とりあえず、筋トレでもするかな。
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