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実際の事件をモチーフにして、せめて凶悪犯に鉄槌をという義憤から作ったのかもしれないが、その割には事件を再現したシーンは単に映画のインパクトのためという感じで含まれており冒涜的に感じてしまった。そもそもオウムに関して実際のもの以上にキッカイな映像なんてそうは作れないとわかりそうなものだが教団内での日常再現ドラマ(想像込み)はやったら長い。 肝心の地獄の責め苦シーンは60年の同名作品とさほど変わりないどころかむしろチープに見える。状況証拠のみで死刑判決の下った冤罪の可能性すら疑われてる人(をモデルにした人物)まで出してて、まーずいぶん無邪気な映画なんだなと感じた。カルトならカルトなりにと期待して見はじめたんだけど、古いのと比べてしまったこともあり志の低さばかりが目についた。
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