Comment
uboshito

uboshito

3 years ago

3.5


content

Mouse

Series ・ 2021

Avg 3.8

韓国エンタメ(映画やドラマ)では、本作のように「何のために生まれ、(人生の途中で殺されるまで)生きてきたのかわからない」という人たちがたくさん出てくる。本作でもサイコパスと誤認されたソン・ヨハンや、サイコパスに無作為に殺された人など、それまでの人生はなんだったの? という、無意味な、無情な、非業の死というのがやたらと多い。 日本の作品だと殺された人を描かない、映さないので、これは単純に「記号化」をもたらす。韓国で執拗に「死のシーン」が正面から描かれるのは、「無情な死」への怒りが際立っているからだと感じた。逆にいえば、いかに日本人が「死を語れない」民族かということでもあるんだけど。 物語自体は、前半の勢いはとても良く、本筋(サイコパス遺伝子は必ず引き継がれるとか脳の入れ替え等)自体の着想は、とても良かったと思うのだけど。 とにかく例によって、韓国ドラマあるあるの…名前が全然わからない問題が顕著だった。ただでさえ名前が覚えられないのに、むやみに「改名」だとか「赤ちゃんの交換」とかしないでほしいw 後半になるほど、ちょっとした脇の人の名前とか、まったく訳がわからず、誰? ってなって、脇役は人物相関図にも出てこないのでもう無理。逮捕後に遺族とか出てきても、誰の被害者遺族なのかも大混乱。 さらに後半に進むに連れて物語が過去と現在を不必要なほど行ったり来たりするので時系列も大混乱。「プレデター」なんて長い物語のただの総集編的位置付けだったし、これで余計に混乱が進行してしまったので、正直、不要だったかなと思う。