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とことん自分が大好きで人を傷つけることをなんとも思わず、嘘や言い訳ばかりをして自分を慰めては悦に浸るサイテーの自己中どもを集めて、そいつらの蛮行を延々ノンストップで入れ替わり立ち替わり写し続ける群像劇で、ホントにこいつらにはヘドが出ます。 確かにこの手の頭の悪い猿は日常生活のなかで一度や二度は関わらなければならない存在であり、「あるある」「いるいる」とつい頷きたくなる程見事な再現ぶりなのですが、単純に見ていてテンションが全く上がりませんでした。 それどころか時間が経過するほど腹立たしさが勝るばかりで、コメディとして割りきって見ることのできない自分の心の狭さに鬱々とします。 大根監督の映画のなかでも最高傑作とすら呼び声高い本作ですけれど、DQNが死ぬほど嫌いな人にとっては開封厳禁の危険なシロモノであることを記しておきたいと思います。
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