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スティーヴン・ソダーバーグが製作を務め、彼の作品「オーシャンズ13」で脚本を務めたブライアン・コッペルマンとデヴィッド・レヴィーンの監督・脚本によって製作された2009年のアメリカ映画 ・ 50代後半のベン・カルメン(マイケル・ダグラス)はカーディーラーとして成功を収め、望むものは何でも手に入れてきた。無類の女好きである彼は妻ナンシー(スーザン・サランドン)と離婚後、大手自動車メーカーの役員を父にもつジョーダン(メアリー=ルイーズ・パーカー)と交際し、再起の機会を狙っていた。しかし、欲望を抑えきれず彼女の娘にも手を出してしまい…。 ・ あることをきっかけに、本能の赴くままに生きる還暦間近のおじ様が、どんどん孤立していくドラマ。原因が明らかなだけに、観ていてもどかしいが、この手の女好きはもう病気だからどうしようもない。ほとんど中2レベルの猿みたいなおじさんが、大切なものに気づくまでに回り道しましたっていう物語だね。 ・ それにしても、60代後半のマイケル・ダグラスが未だにモテる男を演じていることに脱帽です。「ウォール・ストリート」とキャラクターがかぶってたけど、こっちの方が哀愁があってハマってたかな。元妻を演じたスーザン・サランドンとの関係性もよかった。 ・ ジェシー・アイゼンバーグは脇役でそんなに言うこともないけど、同じ脇役でもダニー・デヴィートが味のある演技だったね。ベンの恋人を演じたメアリー=ルイーズ・パーカーって40代後半なのに、綺麗だしセクシーな女優だね。 ・ すごく地味な映画なんだけど、キャストはかなり豪華だし、男の哀愁を感じる作品なんじゃないかな。ただ、多くの女性はこんな男が夫や恋人、父親だったら嫌だろうなって感じると思う。男目線で観ると、何歳になってもモテる男でいれるなんて夢のようだと思うに違いない。
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