
コウキマン

Pompeii
Avg 3.0
2022.11.16.122 ネタバレあり 【ポンペイについて】 現在のイタリア南部、紀元前2世紀頃から栄えた都市ポンペイ。途中からローマ帝国の属国のようになりながらも、高い文化水準を誇っていた。水道が整備され、闘技場や売春宿などもあったそうな。しかし西暦79年、古代都市ポンペイは一夜にして地上から消滅した。原因は火山の噴火による火山灰や火砕流。 その土地の地下に遺跡があることは伝わっていたらしく、18世紀に入り発掘が始まる。そこで見つかる数々のコインや道具、美術品。中でも人々を驚かせたのは、テーブルに並んだままの食器や、人間の形を保ったままの数多くの遺体。中には子供を守るように折り重なる遺体も。人々は逃げる間もなく火砕流に飲み込まれ、そのままの形で地下深く眠っていた。火山灰や火砕流の成分には保存料に似たものがあり、そのため遺跡の保存状態は良好だったそうな。現在は発掘が進んだことにより雨風に晒され劣化が進んでいるとか。 さて、この映画はこのポンペイを舞台にした映画。登場人物やストーリーはほぼフィクションでしょうけどもなかなかドラマがあって良かった。後半いよいよ火山が噴火。逃げ惑う人々。緊張感があり良かったです。 【余談】 2022.11.16、太宰府市の九州国立博物館に“ポンペイ展”を観に行きました。ポンペイについては「火山灰に埋もれた古代都市」くらいの知識しかなかったのですが、ここまで文化水準が高かったとは驚き。彫刻品や絵画など、かなり高い芸術性があります。中でも有名なモザイク画は、小さなタイルを並べて描いた地上画や壁画。それら展示物に強く関心を持ったため、その日のうちに映画“ポンペイ”観ちゃえ、ということになり観賞しました。展示物と映画によって、当時の暮らしぶりや雰囲気を何となく感じられた気がしたことと、火山噴火に伴う地震、津波、火山灰、火砕流など畳み掛ける自然災害に見舞われた人々に思いを馳せて☆をプラスひとつ。