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イタリア系マフィアのボスを主人公にしたドラマ「ザ・ソプラノズ」の前日譚。 ドラマは未見なので、楽しめてない部分はたくさんあるはずですが、自分の好みと合致したストーリーなので、意外と楽しめました。 話の始まりは、1967年のニュージャージー州ニューアーク。黒人公民権運動が盛んだった時期。黒人ギャングの勃興(実在の黒人ギャング・フランク・ルーカスも出てきてヘロインの商売を勧めてる)や、黒人による暴動の様子(普通のおばちゃん達がこそこそ略奪に加わってたり)が興味深かったです。 キャストも良くて、何たって「グッド・フェローズ」のレイ・リオッタ、そして「ハミルトン」のレスリー・オドム・Jr.。主人公が憧れる叔父のアレッサンドロ・二ヴォラも、ファム・ファタール的存在のイタリア美女ミケラ・デ・ロッシ、そして作品の当たり率高い信頼のジョン・バーンサル。 主人公の青年時代を演じているのは、51歳で亡くなったドラマ版の主人公ジェームズ・ガンドルフィーニの本当の息子。どうりで似ているはず。ドラマ(6シーズン。長い!)を観終わったら、また見返そうと思います。
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