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Taul
2 years ago
Being the Ricardos
Movies · 2021
3.0
『愛すべき夫妻の秘密』鑑賞。1950年代人気シットコム『アイ・ラブ・ルーシー』の夫妻を演じたルシル・ボールとデジ・アーナズの夫婦の関係。アーロン・ソーキン脚本・監督でもう冒頭からフルスロットルの情報量。やはり取り憑かれし人のお話しでありルシルの番組と夫婦への思い。それが「ホーム」で重なる厄介さを技巧的に描く。 『愛すべき夫妻の秘密』この夫婦の知識を入れて、当時のアメリカのショービズ界や赤狩りに興味があるのでうまくのれた。『Mank/マンク』も思い出す。複雑な心理を台詞にする術には本当に毎度驚かされれる。ただ全体のフォーカスは甘い感じ。過去作を語るドキュメント形式、番組制作の過程と脳内演出、回想のドラマと分けた面白さもやや策に溺れた感じさえした。 『愛すべき夫妻の秘密』アカデミー賞ノミニー3名輩出で役者陣が素晴らしい。ニコール・キッドマンはやはり魅せるし実際の番組を見るとなりきりの頑張りも分かる。ただその作り込み含めエイジレスなお顔がちょっと怖くコメディエンヌ感は微妙。ハビエル・バルデムとJ・K・シモンズとも良かったが名優過ぎてこの程度だと賞には物足りないくらいだった。
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