
刺繍屋
3 years ago
3.5

Yarn
Movies ・ 2020
Avg 3.4
このところ、血塗れのような作品ばかりだったので、偶には恋愛物を。 (間違って借りてしまったのは内緒です(´∀`;A) 観ようかどうしようか迷ったのですが、主役が菅田将暉さんと小松菜奈さんと嫌いな俳優さんではなかったもので、取り敢えず観てみました。 一言で言えば“卒無く作られた映画“でした。 主演は菅田将暉さんと小松菜奈さんと演技の安定した御二人でしたし、ストーリーも手堅く、恋愛物としては上手く出来ていたと思います。 ただ、実際にあったとすれば劇的ではありますが、フィクションとして見てしまうと普通に思えてしまいますし、別に平成に拘る必要はなかったような気がしますね。 ネタバレになってしまうので、ここには書きませんが、おかしく思う点も無いわけでは無いのですが、それでも良い作品だと思いますよ。 脇役ではありますが重要な役柄を務められた榮倉奈々さん、役作り素晴らしかったですね。 作品に直接関係するわけではありませんが、中島みゆきさんの歌の中では“糸”より作中で使われていた“ファイト”の方が個人的には好きなんです。 作中、榮倉奈々さんと成田凌さんの“ファイト“ 良かったですね。 [ここからはちょっとネタバレなので、ご注意下さい] 気になる点なんですが、青森を目指した2人が確保された時、あそこでいくら娘に口止めしても漣が警察に話せばDVが発覚しそうな気がするのですが、そこが有耶無耶になってしまっている点と、最後、葵は連が来ている事を確信しているかのような行動を取っているのが少し不思議に思えました。