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隣の唐十郎

隣の唐十郎

6 years ago

5.0


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Once Upon a Time in the West

Movies ・ 1968

Avg 3.7

公開50年記念上映にて劇場にて観賞。 何度観ても良いが、大画面大音量はまた格別です!邦題[ウエスタン]もシンプルで力強いタイトルだったけど詩情豊かな作品なので原題が良いですね。マカロニウエスタンのジャンルを超越した物語です。偉大なオープニングとして名高い冒頭シーンには、当初クリント・イーストウッド、リーヴァン・クリフ、イーライ・ウォラックの三人(前作 続夕陽のガンマン地獄の決闘のメインキャスト)を想定してオファーかけたとのこと。当然断られたけど、発想のスケールが大きい巨匠セルジオ・レオーネ監督に敬服します。 雄大かつ情感揺さぶるテーマ曲は心に深く刻まれます。登場人物たちも魅力的。男の世界を描いていたレオーネ監督が本作では唯一の女性が主人公です。変わりゆく時代を真っ直ぐに生きる、強く美しいジル(クラウディア・カルディナーレ)は永遠の憧れです。そして時代に飲み込まれ滅びゆく古き男達の哀愁。寡黙で謎めいた男ハーモニカ(チャールズ・ブロンソンは絶品)歳を重ねるほど輝きを増す映画です。 レオーネ監督特有のタメ演出が苦手な人はオープニングで意識を失うかもしれませんが、そういう方は最後までゆっくりお休みいただいて良いです。私には味わい深く、時間は全く気になりません。