Comment
【デトックス映画】 全てのシーンが虹のようにカラフル。ノリノリのラテン音楽に美しい歌声が乗り、目も耳も大喜び。登場人物全員善人、家族愛にほっこり、心が洗浄されるディズニーらしさ全開の一本。 ◆トリビア ○映画のあちこちに小さな隠れミッキーが存在する。(https://dtimes.jp/post-489564/) ○同時上映短編『ツリーから離れて』は、『魔女の宅急便』や『もののけ姫』にインスピレーションを受けた。(https://dtimes.jp/post-489564/) ○ミラベルは、初の眼鏡をかけたディズニー・アニメーションのヒロイン。(https://www.cinematoday.jp/news/N0127290) ○スペイン語で『ミラ』は『見る』という意味。ミラベルの眼鏡は“家族内における視点”という本作のアイデアから生まれたもので、初期の段階から決まっていた。(https://www.cinematoday.jp/news/N0127290) ○ミラベルの声を務める斎藤瑠希自身、ミラベルと同じ三姉妹の三女。(https://news.yahoo.co.jp/articles/22cf5678a203179378b131f7451b6464a398c25d) ○日本版エンドソングを担当するナオト・インティライミは、本編に声優としても参加。演じるのは、彼のトレードマークのような帽子を被り、本人が顔の作りも近いと語るキャラクター。(https://news.yahoo.co.jp/articles/4470a3ba509006333aad42d071f16e97df0d0fa3) ◆概要 ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオとしては同年公開の『ラーヤと龍の王国』に次ぎ、1937年公開の『白雪姫』から数えて60作目となる長編映画。 【公開】2021年11月26日 【原題】Encanto(直訳で“魅力”) 【監督】 「ズートピア」バイロン・ハワード、ジャレッド・ブッシュ 【出演】 『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』ジョン・レグイザモ (吹替版) 斎藤瑠希(19歳新人女優)、中井和哉、中尾ミエ、平野綾、ゆめっち(3時のヒロイン)、藤田朋子 【音楽】 リン=マニュエル・ミランダ(ミュージカル「イン・ザ・ハイツ」や「ハミルトン」でトニー賞、グラミー賞など受賞) (日本版エンドソング)ナオト・インティライミ ◆ストーリー コロンビアの奥地、マドリガル家の子どもたちは、ひとりひとりが異なるユニークな「魔法の才能(ギフト)」を家から与えられていたが、ミラベルにだけは、何の力も与えられていなかった。ある時、彼らの住む魔法の家が危険にさらされていることを知った彼女は、家族を救うために立ち上がることを決意する。 ◆ ◆以下ネタバレ ◆ ◆カラフル 全てのカットで七色のカラーが使われていると言っても過言ではないほど、映画全体がカラフル。イサベラの部屋のシーンではそれこそ七色の花が部屋中至る所に咲き誇る。ミラベルとアルマおばあちゃんが仲直りをした川のふもとでは、金に輝く蝶に囲まれ、降り注ぐ日の光。「ウェイブス」「アメリ」邦画なら「人間失格」カラフルな映画は数あれど、オールCGの本作に勝るものなし。(ディズニーなら「リメンバー・ミー」のカラフルさも好き)終始眼福な映画でした。 ◆キャラ 小さい頃のミラベルのかわいい事笑。ピコ(オオハシ)はキュートでミラベルを乗せて走ったトラは頼もしい!ブルーノが魔法の円陣を作った時になぜかいたカピバラの存在感笑。魅力的で可愛らしいキャラクターオンパレードは流石のディズニー。ちなみに巨大な岩石を軽々しく蹴散らしていたルイーサには、いつかアベンジャーズに参戦するのではと思ってしまった笑 ◆ギフト なぜ、ミラベルにはギフトが与えられなかったのか。怪力で働き者のルイーサは、期待のプレッシャーに押しつぶされそうになっていた。美しいイサベラは、結婚が本当の望みではなかった。魔法で華々しく見える家族に寄り添い、そんな悩みを吐露させるミラベルの優しさ、家族をまとめる力こそがミラベルのギフトだったのでは。(その意味では、同じくギフトのないアルマおばあちゃんも家族をまとめる立場で共通している)前述の通り、ディズニーヒロインで初めてメガネをかけているミラベルは、そんな家族を本当の意味で見守る存在、人の気持ちを見抜く優しい目を持つ存在としてキャラ設定された。そんな想像も間違ってないかも知れない。 ◆隠れミッキー 事前にこの情報を知っていたので絶対一つは見つけてやろうと半分躍起になって探したものの、めぼしいものは見つけられず。強いて言えばミラベルの胸の雲と虹の縫い込みが逆さのミッキーになっていたような気も…どなたかお気づきの方、教えてください涙
16 likes0 replies