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HIRO。

HIRO。

6 years ago

3.5


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Mobile Suit Gundam 00: A Wakening of the Trailblazer

Movies ・ 2010

Avg 3.5

つまらないということはないけどコレジャナイ感が強い。 原因は「外宇宙生命体との対話」というテーマのせいだと思う。もちろん映画がTVシリーズの延長線上の物語かつ刹那・F・セイエイの到達点であることは承知している。しかしTVシリーズの面白さを保障していたのは「人類同士の葛藤」を乗り越えての「対話」、それらの過程を描いていたことである。映画は人類と地球外生命体が「対話」することが物語上の目標になっていた。 では「対話」に至るまでの過程がどうだったかというと、これが対して面白くない。何せ地球外生命体だから言葉も思想も分からないし、人類との戦いの描き方がどうしても昔懐かしの宇宙人侵略映画めいてしまう。 TVシリーズは意思と意思がぶつかり合うディスコミュニケーションを描いたから面白かった。映画にはディスコミュニケーションが生じておらず、しかるにコミュニケーション=「対話」が成し遂げられたとしてもカタルシスが薄い。まぁ地球外生命体との対話がゴールなのは最初から了解してたからテーマ選択を間違えたわけではないにせよ、ちゃんと面白くするのは難しかったね……って感じかな。新キャラの見せ場も中途半端だし。 ただ刹那とマリナのラストシーンは感慨深いものがあった。2人の道が交わる結末を描いて初めてガンダムOOという物語は終わりを迎えられるんだと思った。映画単体ではあまり高評価にはならないが、全体で見れば素晴らしい作品だった。