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とても社会派な映画。そして、観ていてとても心が苦しくなる。鞭打ちされ、毎日のように死んでいく奴隷や、木に吊るされ殺されそうになる主人公など、当時の黒人奴隷の生活が克明に描かれている。 あまり日本人には馴染みがない内容かもしれないが、タイトルが示す通り、最後にはハッピーなエンドが待っていた。しかし、それでも途中までの残酷さは拭えない。しかも実話なのだから凄い。 印象的だったのは、木に吊るされた主人公の後ろで、いつも通りに仕事に向かう他の黒人達。何もないかのように振る舞う姿はとても異常だった。そして、カナダから来た人の人は平等だと言う台詞。自分もその通りだと思った。 差別されている人だけでなく今苦しんでいる人達全員に受け入れられる映画だろう。演技も素晴らしいし、良い映画。
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