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Masatoshi

Masatoshi

2 years ago

3.5


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My Father's Murderers

Series ・ 2016

Avg 3.5

推理小説などの読書が趣味な方はよくお分かりになると思いますが、長編小説になると本筋だけでなく、色々なエピソードが枝葉の如く広がり、出来事や物事を複雑に絡めていきます。枝葉と言っても、どれもこれも正解に辿り着くために必要な情報なので見逃すと頭の中は迷宮に入ったままになります。 このセルビア国営放送のドラマはまるで小説でも読んでいるような丁寧に作られたサスペンスでした。ただ、馴染みのある英語圏の名前と異なり、キリル文字とラテン文字を併用しているセルビア語の名前は、とても覚えにくいのですよね。その上、登場人物が多いので漫然と観ていると、その会話が誰の話をしているのか分からなくなることもあります。 小説の場合よく巻頭に登場人物の紹介ページがありますが、分からなくなるとそのページに戻って確認したりします。実は、このドラマでも自分の覚えのために登場人物をメモ書きしていました。 主要登場人物一覧 アレクサンドル…警部補(主人公) オリア…アレクサンドルの母親 ミリッツア…建設会社の社長の娘(被害者) イェレナ…鑑識課に勤務(主人公の恋人) ヨバン…シティランドの社長(マリッツァの父親) コスタ…シティランドの幹部(野心家) ストラヒニャ…シティランドの幹部(容疑者) リディ…ミリッツアの友達 デヤン…ミリッツアの婚約者(テニスプレイヤー) ナタリア…ヨバンの前妻(ミリッツアの母親) ティアーナ…ヨバンと婚約中(財産を狙っている) プレドラグ・マリヤノヴィッチ…警視正(署長) ミルコ…アレクサンドルの同僚刑事(親友) ヴォイカン…ヨバンの父親(シティランド創業者) イヴァンカ…警視正の部下(女性刑事)不審な行動 マリア…検事(アレクサンドルの浮気相手) ニコラ・コバチェヴィッチ…警察庁長官(権力者) オブラドヴィッチ…警察幹部 ペッツア…ニコラの息子(LGBTのダンサー) スルレ…スルジャレ・ズリッチ (ギャングのボス) それぞれ、名前で呼んだり苗字で呼ぶので余計に混乱させられます。他にもまだまだ登場人物はいますが、取り敢えず主要な人物だけを並べてみました。 内容もかなりゴタゴタしています。ヴォイカンが財産をヨバンではなく孫のミリッツアに相続させる遺言書が見つかり大混乱となります。秘密も多く、ナタリアがコスタと関係を持っていると思えば、一方で、ティアーナがニコルと関係していたり。また、ストラヒニャとペッツアが恋人同士だったり。 それにも増して、アレクサンドルが実に優柔不断でイェレナとマリアの間を行ったり来たりしますし。建設プロジェクトの中止によりシティランドは突然経営破綻に陥るトラブルが起きます。そのためコスタが秘密裏に暗黒街のボスと接触する事になり。 何しろ、一筋縄では行かない展開に最初は戸惑い翻弄させられます。犯人も、その動機も分からないまま、警察上層部の関与も仄めかされ、一体誰が黒幕で何者が裏で糸を操っているのか、深みにはまり危険領域に足を踏み入れるアレクサンドル達ですが。 prim videoで、シーズン1は10エピソードでした。しかし、アレクサンドルがイェレナとカフェで幸せに満ちている瞬間、カフェが一斉射撃され多くの死傷者が出ます。そこでシーズン1が終了。 アレクサンドルの父の死の真相や、まだ釈然としない謎はシーズン2に持ち越されます。