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クリミナル 2人の記憶を持つ男 キャストが豪勢ですよね。 主演にケヴィン・コスナー 傍を固めるのが ゲイリー・オールドマン トミー・リー・ジョーンズ ガル・ガドット ライアン・レイノルズ この5人の演技を観るだけでも価値がある作品だと思いますが、話としても面白いですね。 ツッコミどころは多々ありますし、この手の設定も時々見受けられますが、テンポも良く、スリリングな展開で最後まで楽しませてくれる作品でした。 この作品の1番優れた点は何て言っても、キャストさんの演技力でしょうね。 ゲイリー・オールドとトミー・リー・ジョーンズの演技はいつもの如く安定したものでしたが、主演のケヴィン・コスナーの演技は、粗暴で凶悪だった男が少しずつ人間らしくなっていく様を心の機微までしっかり表現していて感服するばかりでした。 特にラストシーンでは全く顔つきが違って見えました。 ヒロインであるガル・ガドットさんもお綺麗なだけでなく、その演技力も光っていたと思います。 ただ、終盤の緊迫感ある展開は良かったと思うのですが、編集の問題なのか、途中少し省き過ぎで説明不足になっているシーンもチラホラ有ったような気がします。 (微妙なネタバレかもしれませんので、鑑賞後に読んで頂ければ幸いです) それと結末についてなのですが、ネタバレになってしまうので詳しくは書けませんが、一見とても良い終わり方のような気がしますが、これはいろんな意味で有り得ないですよね。 全て丸く収まった感じになっていますが、よくよく考えてみると…これは無いでしょ?(笑) 関係者、特に家族は普通納得いかないでしょうし、倫理的にも許されないですよね( ̄▽ ̄;)
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