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アカデミー主演女優賞史上、最も物議を醸したパルトロウの受賞。その年、本来受賞すべきといわれたケイトブランシェットの演技は圧巻。虚ろに白ざめて、まるで肖像画から出てきたかのようなエリザベスだった。 一方、ストーリーは地味。メアリーとの確執でなく、なぜこの時代を選んだのだろう。歴史の勉強になるが、史実に沿えば沿うほど、映画の派手さが消えていく。そして、争いというより、統治を中心に描いているのも原因。 盛り上がりにかけ、非常にもったいない。
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