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てる

てる

5 years ago

3.5


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Notting Hill

Movies ・ 1999

Avg 3.6

男の妄想を現実にしたような作品。男版シンデレラストーリー。 面白かったんだけど、ちょっとファンタジー過ぎる。あんまり現実味がない。 アナがいつウィリアムを好きになったのか、なぜ好きになったのかがわからない。突然キスして、それから始まるラブストーリー。 男からしたら、美人の人気女優からいきなりキスされたら、そりゃ一発ノックアウトだろうよ。でも、アナはそのとき彼氏がいたわけだし、まぁ、浮気されてて嫌気が差してたのかもしれないけど。 実際、ウィリアムはイケメンだし、友人や家族をとても大切にしているし、紳士的で優しい。彼が魅力的なのはわかる。 しかし、展開が急すぎる。少女マンガのように、相手方のストーリーが全くないまま、主人公の視点だけで進む。それが通用するのは、恋に恋する乙女だけです。 本当に観たいのは、サクセスラブストーリーよりも人間ドラマだ。なぜあの人気大女優が、本屋の冴えない男を好きになり、どのように恋を成就させるかの方が気になる。 無事にハッピーエンドを迎えたが、その後、アナが浮気して破局するのが目に見えてる。もう少し、アナの心情を掘り下げて欲しかった。 この作品が面白いのは、こんな物語あったら素敵だなぁという妄想と、あと、個性豊かな友人たちだ。スパイクの存在はこの物語において、かなり大きい。彼が所々に笑いをもたらせてくれるので、かなり場が和んだ。他の友人たちもウィリアムを優しく支えていた。彼らが出ているシーンは心暖まるシーンばかりだった。 ラブストーリーとしてはいまいちだが、コメディとしてはそこそこ楽しめた。


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