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The Miseducation of Cameron Post
Avg 3.1
原題にあるMiseducationは誤った教育、不適切な教育の意味。 高校生のキャメロン(クロエ・グレース・モレッツ)は同姓の恋人がいる。 表向きの恋人に関係を見られ、敬虔なキリスト教徒の叔母に矯正施設に入れられる。 そこには間違ったやり方で同性愛者を矯正し、抵抗できない入所者もいた。 キャメロンは何を感じたのか、これからどう生きるのか…そんなストーリーです。 世の中がいくら多様性を訴えても、実際にはLGBTQの人間を強制的に更正させようとする施設は実在する。 以前に観た「ある少年の告白」もそうだが、宗教を盾にして「同性愛は罪」「矯正で必ず治る」と言う考えはまったく理解できない。 確かにキャメロンはフェイクの彼氏を持ち、心は同姓のコリーと関係を持ち続けていたのも生きづらいからか。 両親を事故で亡くしたキャメロンが育ててくれた叔母の言いなりで施設に入れられるのは辛いが、仕方ないのか。 施設長マーシュ博士のやり方は「氷山の絵」を完成させるやり方。 見えている部分ではなく、自分の内面をを氷山に例えて問題を書き出そう、そんな狙い。 (あ~、胡散臭い。めんどくさい。) 治療を受けている入所者を見ているとみんな無理をしている。 そんな事を感じたのかキャメロンは気の合う仲間、ジェーンとアダムと3人で最後は施設を抜け出すのです。 こんな矯正施設や矯正プログラムがあちこちにあると思うとたまらない。 同性愛者の人格を否定することは生きる意味も否定すること。 だから自ら命を絶つ人も多いと言う。 同じテーマの作品としては「ある少年の告白」の方が優れていると思った。 …と言うよりも、クロエ・グレース・モレッツ作品はたくさん観ているけど、あまり作品に恵まれてない? 「キック・アス」の可愛さとか、「モールス」は好きだけど、あとは印象に残らないのが正直な感想です。