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2021/3/18 この作品を観るために、『ブレードランナー』→『攻殻機動隊s.a.c TVシリーズ』と予習済。遠回りだったけど、この予習は正解だった。ハリウッドを唸らせたJapaneseアニメ、25年前の作品だけどまったく古くない。 ◆ 主要キャラの表情とBGMがほぼなくて、無機質なサイバーパンクの世界(これが押井守ワールド?)。 本筋ストーリーが複雑な事件なことに加え、主軸テーマが『人間を人間と定義付けるものは何?』という哲学的なもので、二重の難しさ。更に、“攻殻機動隊用語”の説明が一切なく進むので、予習してなかったら多分寝落ちしてたな…(^^; ◆ 無機質な世界だけど、手書きアニメーションの温もりがある。作中でも“生身の人間だから出来ること”について語るシーンがあって、テーマとのシンクロを感じました。手書きだからこそ、クリエイター達のゴーストがこの作品に入っていて、だから古くならないんだと勝手に解釈。 映画というより、何かのPVを観てる感覚。特に草薙素子の登場~OPは痺れるくらいスタイリッシュ!
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