Comment
2019年189本目は『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』に合わせて公開した魂胆丸見え、『ハリウッド1969 シャロン・テートの亡霊』。 -------------------------------------------------- これがホントに酷すぎるクソ映画で、シャロン・テートやロマン・ポランスキー、チャールズ・マンソンなど実在の人物は出てくるものの、そのネームバリューを借りて適当に作ったとしか思えないB級ホラーで、見る価値はこれっぽっちもありません。 -------------------------------------------------- 改めて感じるのはマーゴット・ロビーの実在感の凄さで、今作でシャロン・テートを演じるヒラリー・ダフはニセモノ臭が尋常ではありません。事件当時に妊婦であった彼女を演じていますが、ヒラリー・ダフは妊娠によってポッチャリしたようには見えず、元から体つきがたくましいだけで、ただのおデブちゃんにしか見えないのです。 -------------------------------------------------- シャロン・テートが予知夢を見たり心霊現象により事件を予感するという作り話も酷すぎますし、よくもまあ故人に黙ってこんな失礼な脚色ができるなと。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の彼女に対する敬意を見習ってほしいくらいで、死人に口なしで三味線引いてる作り手の程度の低さに本気で腹が立ちました。 -------------------------------------------------- シャロンのお姉さんは本作を「ド低脳」と称して批判したそうですが、さもありなんといったところです。
3 likes0 replies