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窓越しの親密さ。舞台袖のよそよそしさ。こごえているもの盗り。 孤独を抱きしめるひと。孤独をもて余すひと。孤独を憎むひと。 色とりどりのそれらが音を奏で、やがてほんものの自分自身へと帰ってゆく。なにものでもなかった、あの頃の自分へ。 優しく描かれた空に足早に回る観覧車がせわしなくも美しくて、老いゆく儚い人生をおもった。
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