
Maki Nishimura
6 years ago

The Attorney
Avg 3.8
1980年代軍事政権下の韓国で、国家保安法違反の容疑で逮捕された馴染みの店の息子、その友人たちを守る為に立ち上がった『弁護人』。実際に起きた冤罪事件「釜林事件」を題材にしているそうです。 ストーリーは予想通りでしたが、ラストシーンはその表題にある“弁護人”に光が当たっていて良かったです。 登場人物の中では、主人公が経営する弁護士事務所の事務長が良い味出してました。お調子者だけど人の心が分かるナイスガイ!というかんじで、「今日でお前は楽な生き方ができなくなった。後悔するな。」と主人公に声をかける場面は、物語後半の開始を思わせつつ、優しい気持ちになるシーンでした。拷問を主導する警監が、その太り具合から表情まで本当に憎々しくて名演。主演のソン・ガンホは、文句なしでめちゃくちゃ良かったです。 同じく韓国の民主化運動を題材にした作品の中では、『タクシー運転手 約束は海を超えて』の方がドラマとしては面白かったです。が、色々な視点から史実を知る事ができるのが映画だと思いました。